自動車販売店の売上金を知人の口座に入金し横領した疑い 元店長を再逮捕 岡山市
岡山市の自動車販売店の売上金約65万円を知人の口座に振り込んで横領したとして、当時店長だった男が11日、再逮捕されました。この男は10月にも業務上横領の疑いで逮捕されていて、合わせて約1000万円を着服した疑いが持たれています。
業務上横領と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等の隠匿)の疑いで再逮捕されたのは、岡山市南区の会社員の男(28)です。 警察によりますと、男は、岡山市の自動車販売店の店長だった2021年6月、インターネットバンキングを利用して、店の売上金およそ65万円を事情を知らない知人の口座に振り込んで横領した疑いが持たれています。男は、店の預金口座を一人で管理していました。 警察の調べに対し、男は「知人名義の口座に振り込んでからギャンブルに使ったことは間違いない」とする一方、「会社の金を増やすために使った。犯罪収益ではないので、仮装・隠匿はしていない」と犯意を否認しています。 男は10月に、売上金約530万円を横領したとして逮捕され、警察が余罪を調べていました。前回の逮捕の後、さらに約400万円を着服した疑いで警察が岡山地検に送致していて、今回の逮捕と合わせると1000万円を着服した疑いが持たれています。
KSB瀬戸内海放送