【ワカサギ1,000匹釣りに挑戦】諏訪湖の超快適ドーム船はファミリーにも超オススメ!
真冬の風物詩といえばやっぱりワカサギ釣り。聖地「長野県諏訪湖」で、友人と2人でドーム船での釣りを楽しんだ!目標は100匹ではなく1,000匹!さて目標は達成できたのか? 【写真】テントを借りれば、家族や仲間だけで楽しめる!
目標は10束!天竜川河口の仇を流れ出しの諏訪湖で討てるか?
実は、昨年のクリスマスイブに、夢にまで見たメーターオーバーのオオニベを狙って、静岡県の浜松市まで遠征。天竜川の河口で一発大物を狙ったが、そうやすやすと釣れるものではなかった。恥ずかしながら、アタリゼロで敗走。しかし、そのわずか6日後には新たなる夢を求めて諏訪湖へ。その夢とは「ワカサギの1,000匹釣り」。 ワカサギなどの数釣りは、100匹を「1束」と呼んでひとつの目安とする。それが1,000匹となると、実に「10束」だ!これは挑戦するに値する目標だろう。偶然とはいえ、諏訪湖は天竜川が流れだす湖なので、最下流での借りを最上流で返すという因縁めいた巡り合わせになってしまった。 今期は諏訪湖が好調との話で、その影響なのか?いつも乗っているドーム船が満員御礼。そこで、諏訪の老舗釣具店「松田屋」のご主人に相談したところ、新興のドーム船「レイクフッド」を紹介してくれた。友人のハセガワといざ出撃!
最新ワカサギドーム「レイクフッド」、滑り出しは好調!
朝6時過ぎ。諏訪湖の南岸を走っていたら、まるでカフェのようなおしゃれな建物に「LAKE HOOD」の文字が見えた。ここは2023年6月にオープンしたばかりの複合アミューズメント施設で、夏は湖上カフェや湖上ステージとして活用し、冬はワカサギ釣りのドーム船として営業している。受付で料金を払って、釣り券と餌も購入。最近の釣況を聞くと、12月27日だけはトップが200匹台だったらしいが、トップが1,000匹前後という日が多いらしい。我々は、かなりの期待感を持って渡し船に乗った。 ハセガワ「テッペイのタックルは電動なのかよ?」 テッペイ「10年以上前に、お前が作った手作り電動タックル1本だ。お前もだろ?」 ハセガワ「もちろんそうだ。俺は2本出すけどね」 テッペイ「俺は最初1本にして、2本出す余裕ができたら、もう1本出すよ。手動リールのタックルだけどな」 ハセガワ「俺もね、よく途中から2本出しにするけれど、それじゃ1,000匹釣りは達成できない気がする。だから、今日は最初からタックル2本出すぞ」 この会話でお分かりと思うが、ハセガワはワカサギ用の電動リールを自作して、それを長年使っているのだ。これがなかなか性能もよく、何より見た目が渋い。だから俺もメーカーの電動リールは買わずにこれを使い続けているのだ。 薄氷をパリパリと割りながらたどり着いたドーム船は、なるほど夏はカフェになるだけあって、めちゃくちゃきれいだ。しかも広い!もちろんドーム内はストーブがあって暖かいし、外側にはトイレもある。我々が一番乗りだったようなので、最近調子がいいとされる右奥の席に座ることができた。 私がもたもたと用意している間にハセガワはさっさと釣りを始めて、いきなりアタリが!私が餌をつけ終わって、仕掛けを投下し始めた頃には、すでに「つ抜け」(10匹以上釣れること)を達成していた。かなりの魚影の濃さだ。これは1,000匹も夢ではない?でも朝イチだけ調子よくて、途中でピタリとアタリが止まるのは、ワカサギあるあるパターンだ。まだまだ楽観視はできない。