三笘薫、怪我からの順調な回復を強調「予選リーグの中で入れればベスト」|AFCアジアカップカタール2023
【サッカー日本代表・ニュース】日本代表MF三笘薫は12日、トレーニング後の取材に対応し、現時点での自身の状態を明かした。 ●【動画】“歴代最強”日本代表、なぜこんなに強い?注目選手は誰?
アジアカップ初戦となるベトナム戦を14日に控える日本代表は、12日にドーハでトレーニングを実施。三笘薫と中山雄太が別メニュー調整、冨安健洋が途中まで全体練習に参加した中、その他の選手は元気にフルメニューをこなし、初戦に向けてコンディションを整えている。 左足首の負傷によって別メニューが続く三笘は、トレーニング後に「(痛みは)徐々になくなってきている」と怪我の状態を説明。加えて、「回復次第ですけど、予選リーグの中で入れればベストかな」と語り、グループリーグ中の復帰を見据えて調整を続けていることを明かした。 今回、怪我をした状態にもかかわらず、メンバー入りしたところに三笘の今大会にかける思いが伝わってくるが、本人は「(選手枠が)26人になり、そういうチャンスがあった中で呼んでいただいたのは良かったと思うし、それに応えないといけない」と至って冷静。また、初の出場となるアジアカップに対しては、「難しい大会だけどリーグ戦の経験を生かせる大会だと思う。アジアで優勝しなければいけないと感じている」と強い思いを口にしている。 アジアカップの難しさについては、「引いてくる相手に点を奪えない時にどう打開するか。(アジアのチームとは)数試合やっているけど、本番にならないと分からないところや緊張感はあると思う。個人の能力やチームで崩すのが大事。決勝トーナメントに入れば1点の重みも変わる。延長戦も含めチームとして準備したい」と語った三笘。まずは怪我からの復帰がポイントとなるが、しっかりと治すことでチームに勝利をもたらす存在へとなれるか注目だ。