国産は今が旬!「パプリカ」を使った栄養満点レシピ2品【管理栄養士が教える減塩レシピ】
写真・文/矢崎海里 国産パプリカはこの時期、旬を迎えます。 宮城県や茨城県、北海道などを中心に栽培されています。 パプリカはピーマンより大きく、肉厚で甘さが強いのが特徴。 サラダなど生でも食べやすいよう、品種改良されています。 今回は旬のパプリカを使った減塩レシピをご紹介します。
【作り方】 1.鶏もも肉、パプリカはそれぞれひと口大に切る。 2.フライパンにごま油を熱し、鶏肉を皮目から両面カリッと焼く。
3.パプリカ、★の調味料を加え、数分炒める。 4.うつわに盛り付けて完成。 パプリカと甘めの味噌がよく合う、カラフルな炒め物です。 家にある調味料で手軽にさっと作ることができるのがポイントです。 パプリカの食感を損なわないよう、鶏肉に火が入ってからパプリカを入れ、手早く炒めましょう。 鶏肉を豚肉や魚介に変えるなど、アレンジも楽しめます。 パプリカは、緑ピーマンと比較してビタミンA、C、Eが多く含まれているのが特徴です。 この3つのビタミンは美肌を助けるはたらきがあり、紫外線の強い季節に意識して取りたい栄養素です。 特にビタミンCは、パプリカ1個で1日分以上補えるほど多く含まれています。 食塩相当量:1.4g
丸ごとパプリカのキッシュ
【材料】(1人分) パプリカ(赤または黄) 1/2個 ★卵 1/2個 ★牛乳 小さじ2 ★粉チーズ 大さじ1/2 ★胡椒 少々 枝豆(さやから取り出したもの) 10g コーン缶 10g ピザチーズ 15g
【作り方】 1.パプリカは穴が開かないよう、白い筋と種を取る。 2.ボウルに★の材料を混ぜ合わせ、枝豆とコーン缶を加える。
3.1に2の生地を流し、ピザチーズをのせる。 4.オーブントースターで10分程度焼いて完成。 パプリカのカラフルさと形、両方を生かした華やかなレシピです。 卵液を流して焼くだけなので、簡単に調理でき、ちょっとしたおもてなし料理やパーティー料理としてもおすすめです。 パプリカが安定しない場合は、穴をあけないよう注意しながら底面を少し切って平らにすると、揺れずに調理できます。 ピーマンに含まれるビタミンCの量は、完熟度合いで増えていきます。 緑から黄色、赤と完熟していくので、黄パプリカより赤パプリカの方がビタミンCを多く含んでいます。 ピーマンのビタミンCは加熱しても損失が少ないことが特徴です。 食塩相当量:0.8g * * * 今回は加熱レシピをご紹介しましたが、サラダやあえ物、ピクルスなど生で食べるのもおすすめです。 見た目も鮮やかで栄養価の高いパプリカをぜひ取り入れてくださいね。 文/矢崎海里(やざき・かいり) 管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。おいしく食べて健康になれるごはんを研究中。
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