9連休後に“異変”…退職代行サービスに依頼殺到!スタッフが悲鳴「モームリじゃね!?」
年末から年始にかけて最大9連休だった正月休み。「奇跡の9連休」とも言われた長い休みの影響なのか、連休明けの1月6日に“ある会社”に仕事依頼が殺到した。退職代行サービスを提供する「退職代行モームリ」だ。 【映像】悲鳴をあげる退職代行スタッフ(実際の様子) 5日の夜から6日の朝にかけて勤務したという退職代行スタッフは「そこから依頼が殺到している状況」と語り、別のスタッフは「当日は250件以上依頼をいただいて、電話をしながら次の依頼者の案件をまとめる、じゃないと終わらない。今日終わるのかな?という気持ちだった」と振り返った。 モームリには年始からメールやLINEで依頼者が殺到し、これまで1日の依頼数は180件が最高だったが、仕事始めの6日は256件と最多を更新したという。 利用者からは「年末までがむしゃらに働いてきたが、年明けで緊張の糸が切れてしまった……」「パワハラとか労働環境が悪すぎてうつになったが、休職させてもらえなかった」という声もあったという。 退職代行スタッフは「お休みを挟んで体も心もリラックスすると『この職場おかしいんじゃないかな』と考えてしまう方が多かった印象」と分析した。 なかにはモームリに退職代行を依頼し、今ではモームリでスタッフとして活躍する人物もおり「自分と同じような『退職したいけれど踏み出しづらいだったり、第三者にお願いしたい』という悩みに、非常に共感した形で入社を希望したので、とてもよく共感する」と語った。 同スタッフについて、退職代行モームリの谷本慎二代表は「よく『退職代行を使った人はどうのこうの』と聞くが、全然そんなことはなく頑張ってくれている」と評価した。 今回の依頼急増についてモームリの社員はほぼフル出勤だったそうで「休みの人もいたと思うがシフトを変えてフル出勤。普段電話対応に入らないスタッフも、電話対応を担当者として案件を割り振って、みんなで力を合わせて件数をさばいた」「これ終わんなくね?モームリじゃね?と感じていた」と、冗談交じりに語った。 (『ABEMA的ニュースショー』より)
ABEMA TIMES編集部