ブハリ亜輝留が神保克哉に判定勝ちで初代ミドル級王者に。「俺のパワーなら外国人選手にも絶対負けない」と対世界に意欲【Krush】
「Krush.162」(6月23日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」決勝戦で神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)とブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)が対戦し、ブハリが判定勝ちを収め、初代王者に輝いた。 3月の「Krush.159」で行われた準決勝では神保はYOHAN(T.K.F)に、ブハリは谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)にともに判定勝ちを収め、この日の決勝に駒を進めていた。また2人は2021年5月にK-1のリングで対戦し、神保が1RでKO勝ちを収めている。 1R、ともにオーソドックスの構え。神保はガードのすき間から的確に左ジャブを刺し、ワンツー。ブハリは右カーフ、ワンツー。神保が前蹴りからパンチを出すところにブハリはカウンターで左ジャブ。神保は左右のフック。ブハリはガードをしっかり固める。ブハリもガードをこじ開けるようなジャブから右ストレート。神保は左右のボディーストレートからロー。ブハリも右ストレート。
2R、ブハリが右ミドル。ブハリは右フックを空振りも左フックが顔面をとらえる。神保もすぐに前に出てパンチを返す。右フックの連打から右アッパー。前に出る神保にブハリが左ジャブ。それでも神保は前蹴り、左アッパー、ワンツー。ガードを固めたブハリは神保の打ち終わりにパンチを返す。ガードが高いブハリにボディー攻めの神保。距離を詰めて細かいパンチを打ち合う両者。ブハリが左右のフックでラッシュ。顔面にもらった神保だが、すぐにパンチの連打で反撃。打ち合いのままラウンド終了。 3R、ともに左ジャブから連打につなげる。ガードを固めパンチを打ち合う。神保はボディーにパンチを集中。そこから右アッパー。その打ち終わりにブハリは左右のフック。神保は上下に打ち分け。ブハリは豪快な左右のフックを打ち込んでいく。最後、神保が右ハイを放ったところでゴング。 判定はジャッジ3者とも29-30の0-3でブハリの勝利となった。
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