対戦経験のある魔裟斗、城戸がそろってブアカーオの決勝進出は難しいと予想

　K-1 WORLD MAX2003・2008世界王者の魔裟斗が自身のYouTubeチャンネルを更新、今回は5月7日に香港で開催されたキックボクシングのビッグイベント『SPACE ONE』にて、中国キックボクシング界のスーパースターである一龍とSPACE ONE世界-75kgタイトルマッチで対戦、見事初回KO勝ちで41歳にして5本目のチャンピオンベルトタイトルを奪取した城戸康裕（TEAM ONE）がゲストとして招かれた。 【写真】魔裟斗が優勝候補にあげたムジンスキは開幕戦でGLORY世界ランカーを破った 　城戸の労をねぎらうとして魔裟斗が高級肉のステーキをふるまうという企画だが、調理中に魔裟斗は7月7日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX』の「K-1 WORLD MAX 2024 -70kg世界最強決定トーナメント」の優勝予想は誰か、と城戸に訪ねる。 　城戸は「ムズイすけど、デカいブラジル人」とデング・シルバ（ブラジル/Squadron Thai Brasil）の名をあげ、「デッカいんですよ。俺も前に控室が一緒だったんですよ。マジでこうやって見上げました」と、シルバの190cmの長身が脅威だとした。 　魔裟斗も「一般の人は細いから、そんなに強くなさそうに見えるけれど190cmって言ったらかなり強いよね」と同意するが、「ストーヤンに勝ったムジンスキ。あれフィジカル相当強いね、身体めちゃくちゃ強いね。俺の優勝候補はムジンスキ。ムジンスキ本命の、デング・シルバがどれくらい来るかな」とカスペル・ムジンスキ（ポーランド/Armia Polkowice）を本命にあげる。 　両者ともに対戦経験があり、K-1 WORLD MAXで共に戦ったブアカーオ・バンチャメーク（タイ）の話になると、城戸は「僕は決勝まで行かないと思います」と決勝進出は無理だろうと予想。魔裟斗も「俺も。3試合戦うのはしんどいよね」と、42歳のブアカーオが1日3試合のトーナメントで勝ち上がるのは至難の業だとし、41歳の城戸は「多分きついと思います」と実感がこもった予想をしていた。