【青羽 悠さんインタビュー】社会人になる直前だからこそ、書くことができた青春小説です
PROFILE
2000年生まれ、愛知県出身。京都大学大学院で修士号を取得。高校2年生だった2016年に『星に願いを、そして手を。』で小説すばる新人賞を史上最年少で受賞し、デビュー。著書に『幾千年の声を聞く』など。大学時代は今作の主人公の朔のようにバーカウンターに立った経験も。お酒の中では特にウイスキーが好きで、ウイスキー検定の資格も持っている。 Instagram:aobayu_ X:AobaYu_
『22歳の扉』
京都の大学へ入学した朔(さく)。最初は大学生活になじめずにいたが、夷川(えびすがわ)という行動力に溢れる先輩と出会い、生活や考え方が変わっていく。勉強、友情、恋愛、そして進路と、朔が悩みながらも経験を積む姿はエモさ満点! 同時に「大人の私たちの毎日だって、大学生たちと同じぐらい新鮮なことがたくさんあるのかも」とも気づかせてくれる。¥1980/集英社 Staff Credit 撮影/木村 敦 取材・文/石井絵里 こちらは2024年LEE6月号(5/7発売)「カルチャーナビ」に掲載の記事です。