モンペリエ、昨季限りで監督業からの引退を示唆した老将ガセ氏を新監督に招へいか
モンペリエが、昨季限りで監督業からの引退を発表したジャン=ルイ・ガセ氏(70)を新監督に招へいしようと動いているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 20日に行われたリーグ・アン第8節のマルセイユ戦を0-5と大敗したモンペリエは、同日にミシェル・デル・ザカリアン監督(61)の解任を発表していた。 『レキップ』によれば、すでにクラブは新指揮官探しに奔走しており、現在はモンペリエと深く関わりのあるガセ氏の招へいに動いているようだ。 現役時代にモンペリエで10年間プレーしたガセ氏は、引退後すぐにモンペリエでアシスタントコーチに就任し指導者キャリアをスタートすると、1998-99シーズンにはトップチームの監督に就任して監督キャリアをスタート。2017-18シーズンにも解任されたフレデリック・アンツ監督の後任としてモンペリエで指揮を執った。 その後、サンテチェンヌやボルドー、コートジボワール代表などで監督を歴任した老将は、今年2月にマルセイユの監督に就任。リーグ戦では8位フィニッシュに終わったが、ヨーロッパリーグではベスト4にチームを導いた。 昨季限りでマルセイユを退任する際に「監督業はもう終わりだ」と引退を示唆していたが、リーグワーストの26失点で最下位に沈む、古巣の救世主として復帰することはあるのだろうか。
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