【下関ボート(ナイター)SGチャレンジC】長嶋万記〝逃げずに〟年末決戦へ
<18日・下関ボート・前検日> 【記者コラム・古賀正史の「正史かける」】 背水の覚悟で勝負駆けに挑む。賞金ランク14位で今節に乗り込む長嶋万記は年末、蒲郡のクイーンズクライマックスへ正念場。実質的なボーダーでもある13位の寺田千恵とは賞金差約80万円。Vなら一気にまくれる位置だけに、よりいっそう気合が入る。 昨年は初のGⅡ制覇に年間7Vと充実の一年となったが、今年はここまで優勝はゼロ。それでも「今年は流れが悪いなりにもこの位置に来られた」と〝ラストチャンス〟が望める位置にいるのは、手堅い走りに陰りがない何よりの証拠だ。 「年末に蒲郡を走りたいので、逃げずに一走一走、頑張りたい」。真っ向勝負で年末への切符をつかみ取る。 ▼9R 長嶋は「ターンの感じがしっかりしていた」と2コース向けの足。きっちり差し切る。2―14―全。