【地方スイーツめぐり】東京のアンテナショップで地方の美味しい「和菓子」を探す旅【山梨編】
●東京の街なかで見かけたら絶対に立ち寄りたくなってしまうのが、各都道府県が運営する「アンテナショップ」。今回は、東京にある地方のアンテナショップをめぐり、そこで買える絶品「和菓子」をご紹介します。
東京のまちには多くのアンテナショップが点在しています。中に入るとご当地グルメがズラリと並び、アレもコレも珍しくて財布の紐が緩んでしまう人も多いでしょう。 勝沼産の甲州ぶどうを使った幻のスイーツ「銘菓 月の雫」 アンテナショップの魅力は、なんといっても現地でしか購入できないレアなお菓子が購入できるところ。そんな東京の「アンテナショップ」で見つけた気になる「和菓子」に注目。今回は山梨県です!
【山梨の和菓子】山梨のアンテナショップ『Cave de ワイン県やまなし - 山梨』
2020年7月13日に山梨県産ワインと山梨県産食材の相性を楽しむ“食の体感拠点”として、東京・日本橋にリニューアルオープンした『Cave de ワイン県やまなし - 山梨』は、レストランとワインに特化したアンテナショップです。お菓子などの種類は限られていますが、定番の信玄餅や季節のお菓子はしっかり販売しています。
桔梗屋「桔梗信玄飴」
山梨土産の定番といえば「信玄餅」を思い浮かべる人も多いでしょう。すでにご存知かと思いますが、信玄餅は、この『桔梗屋』と『金精軒』という2つの製造メーカーのものがあります。これを語ると長くなるので端折りますが、桔梗屋の信玄餅は、さまざまなお菓子メーカーとコラボしていて、信玄餅味のお土産を販売しています。
その中の1つ、「桔梗信玄飴」は、信玄餅で使用しているきな粉と黒糖を練り上げた飴です。信玄餅の最後に残った黒蜜ときな粉を“練り練り”して固めたことのある人ならわかる「あの味」です。柔らかな食感は、駄菓子のきなこ棒とそっくり。
桔梗屋「信玄桃」
「信玄桃」は、「桔梗信玄飴」と同じメーカー『桔梗屋』のお菓子。山梨県は、桃の収穫量が全国の31%を占め、ぶどうとともに全国一位の収穫量を誇るフルーツ王国ということもあり、山梨にはももの味がするお菓子がたくさん売られていますが、その中でも「信玄桃」は、インパクトがある商品です。
ご覧ください。スーパーや果樹園で販売している“桃の詰め合わせ”だと思うでしょう。しかしこれ、桃ではなくれっきとしたお菓子。それにしても、贈答用のフルーツトレーやももの産毛まで細かく再現されていて驚きます。