「Microsoft Teams」2024年4月の更新まとめ ~Copilotの回答へさらに質問可能に
米Microsoftは、ビジネスコミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」(デスクトップ・Web版)の2024年4月のアップデート内容を発表した。 【画像】一般チャネルを非表示化 ◆ チャットとコラボレーション ■ Copilotと会話を続けることができるように これまで、Copilotが質問に回答したあと、さらに質問を加えて会話を続けることは難しかった。4月のアップデートにより、さらに詳細や説明を追加質問できるようになった。例えば、Copilotがチャットを要約したあと、要約のポイントを詳しく説明するように指示できる。 ■ 一般チャネルを非表示に チャネル一覧において、一般チャネルを非表示にできるようになった。自分とあまり関連がないチャネルを非表示にすることで、煩雑さを減らせる。 ■ グループチャットのプロフィール写真 チームやグループチャットで使うプロフィールの写真をカスタマイズする機能が追加された。画像をアップロードするほか、変更画面でイラストや絵文字などを一覧から選べ、チャットでユーザーを簡単に区別するのに役に立つ。 ■ コンテキストベースのファイル添付の提案 チャットでファイルを送る際、会話の内容に基づいて、「OneDrive」もしくは「SharePoint」から、関連性の高い5つのファイルを提案してくれる。 ■ チームやチャネルを簡単に作成 新しいチームを作成する際、これまで「テンプレート」が複雑な一覧に表示されていたが、よりシンプルな画面に変更し、チームを最初から作成する項目がデフォルトになった。テンプレートからチームを作成したい場合、オプションでライブラリを開いてから選択する。 また、チームの作成メニューから、チャネルも作成できるようになった。 ■ クラウドをまたいで複数のアカウントを使用してサインイン 複数のアカウントで、同時に複数のクラウドにまたがる「Microsoft Teams」にサインインし、全てのアカウントの通知を受け取れる。 ◆ 会議 ■ Teamsのカレンダー通知 ほかのスケジュールアプリに移動することなく、「Microsoft Teams」の通知スケジュールを確認できる。会議の招待、変更、キャンセル、転送に関するカレンダー通知が表示され、それらをクリックすると、会議の詳細が表示される。 ◆ Teams電話 ■ 音声分離機能 AIを使用し、ユーザーのローカル デバイスに保存されている音声プロファイルをもとに、通話中や会議中にプロファイルと一致しないサウンドや音声を削除可能。
窓の杜,松永 侑貴惠