人生初の愛車トヨタ「GR86」はサーキットのために…「AE86」乗りだった父と一緒にメンテナンス。段階的にチューニングを進めてます
派手なカスタムというより走行性能を重視したチューニング
フルノーマルからチューンドまで関係なく集える「宮城86/BRZミーティング」。その会場で見かけたのが、ウデ磨きに最適なFRの駆動方式が決め手でトヨタ「GR86」を購入したという齋藤さんです。クルマ好きな両親のもとで育ったという齋藤さんは、サーキットを走るつもりで納車前にパーツを注文していたそうです。こだわりの愛車を紹介してもらいました。 ■【画像】速く走るためにチューニング! サーキットを走るために購入した「GR86」を見る(全10枚)
慣らし運転を終えるとすぐにスポーツランドSUGOへ走りに出かけた
2輪も4輪も大好きという両親のもとで育った齋藤さん。学生時代は家のクルマを使っていたそうだが、社会人となり初の愛車にトヨタ「GR86」を購入した。マツダ「ロードスター」やホンダ「シビック」なども候補に上がったものの、経年劣化やパーツの入手に不安がない現行モデルであり、ウデ磨きに最適なFRの駆動方式が決め手だったという。 サーキットを走るつもりで納車前にパーツを注文し、慣らしを終えるとすぐ地元のスポーツランドSUGOへ走りに出かけた。とはいえ過剰なチューニングに突き進むことなく、足まわりや吸排気系といたってライトな仕様だ。このあたりは1990年代のチューニング全盛期を経験し、経験豊富な両親のアドバイスも影響しているに違いない。 旧型に比べパワーもトルクも増したエンジンは必要にして十分、齋藤さんが真っ先に手を入れたのはバケットシートなどの内装からだ。ヘッドガードを備えながらも車検対応のBRIDE XERO CSと、ボディカラーとマッチするHPIのカモフラージュ柄レーシングハーネス、そしてステアリングは大好きなメーカーであるTRUSTをチョイス。さらに純正交換タイプのエアクリーナーとマフラー、オイルフィラーキャップなどもTRUSTで統一した。
サーキット走行を見据えてハイバネレートをチョイス
足まわりはHKSのHIPERMAX Sをベースに、サーキットを走り込みながらスプリングを変更している。出荷状態のフロント:5kg/mm・リア:6.5kg/mmから、現在は前後ともに8kg/mmになっている。今のところ連続で周回するレース形式は考えていないため、ブレーキは適度なインターバルを挟む前提でパッドのみ交換している。制動力とコントロール性のバランスに優れるENDLESSのSSR-Gは、245/35R18のシバタイヤとも相性がよくローターの攻撃性も低い。
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