経済的理由で新生児をベイビーボックスに遺棄…韓国・20代女性に猶予判決
【10月20日 KOREA WAVE】経済的理由から出産翌日に新生児をベビーボックスに遺棄したとして児童福祉法違反(児童遺棄・放任)の罪に問われた27歳の女性被告に対し、韓国・春川(チュンチョン)地裁原州(ウォンジュ)支部はこのほど、懲役8月、執行猶予2年を言い渡した。 判決によると、被告は昨年6月2日午前1時半ごろ、ソウル市冠岳区(クァナクク)のベビーボックスに、前日生まれた男児とその生年月日を書いたメモを残し、経済的困難や父親に出産を知らせていないことを理由に育児を放棄した。 ベビーボックスは養育が困難な母親が赤ん坊を預ける場所で、宗教関連団体が運営している。 キム・ドヒョン裁判長は「被告は適切な養子縁組手続きを取らずに子どもを遺棄した点で罪は重い。しかし、子どもが現在、正常な養子縁組手続きを踏んでいる点や初犯であることを考慮した」と述べた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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