秋田でも猛烈な雨 橋崩落、道路冠水で“湖のよう”流木撤去作業進む
日テレNEWS NNN
秋田県も26日朝にかけて、猛烈な雨が降りました。上小阿仁村では大雨の影響で橋が崩落するなど被害が出ています。 秋田県の中央部、上小阿仁村では、河川は濁ってはいるもののだいぶ水位は下がっています。ただ、橋には大量の流木がひっかかったままとなっています。そしてその先の道路では、冠水して寸断され通れなくなっています。 26日朝に道路の先をドローンで撮影した映像では、川から水があふれ、道路や田んぼが水に浸かり、まるで湖のような状態になっていました。気象庁によりますと、上小阿仁村では25日午後9時50分までの1時間に、120ミリ以上の猛烈な雨が降りました。 2キロほど離れた集落でも、川が増水し大量の土砂や流木が押し寄せたほか、橋が崩落しました。住宅では車が水に浸かり、とめていた場所から動いていたといいます。この集落は、おととしの8月にも川が氾濫し、大きな被害を受けていました。 26日は、道路に流れ着いた木を撤去する作業が急ピッチで行われています。上小阿仁村では123世帯で断水も発生していて、住民の生活に大きな影響を及ぼしています。