年金暮らしで毎日「孫」の食事などの面倒もみています。地味に家計が苦しいのですが、このまま続けるべきでしょうか…
最近は共働きをしているお母さんとお父さんのサポートとして、孫の面倒を見るおばあちゃんが増えているようです。「孫はかわいいと思っているけれど、家計が厳しいから、このまま面倒を見続けるのは正直難しい」と思っている人は少なくありません。 本記事では「孫に使うお金を負担に感じている人の割合はどれくらいいるのか」「年間で孫にどれくらいのお金をかけているのか」「どのようなときにお金を使うのか」について解説していきます。
孫に使うお金を負担に感じている人の割合は?
最初に、孫に使うお金が負担になっていると感じている人はどれくらいいるのかについて、確認していきましょう。 株式会社主婦の友社の「『孫育て』をしている女性への意識調査」によると、孫がいる50~70代の女性のうち、「負担を感じる」が28%「負担を感じない」が72%という結果となりました。負担を感じない人の割合が多い一方で、負担を感じる人が3割ほどいることも分かります。 たとえ、孫の費用が負担になっていたとしても、お金のことに関して、子どもたちには心配をかけたくないからという理由で、相談したくてもできないという人は多いでしょう。孫にかかる費用に対して、もやもやしている人は少なくないことが分かります。
年間で孫にどのくらいお金をかけている?
続いて、年間で孫に使うお金はどれくらいになるのかについて、解説していきます。同調査によると、結果は表1の通りです。 表1
※株式会社主婦の友社「『孫育て』をしている女性への意識調査 Q7:お孫さんに使うお金は年間、いくらですか?」より筆者作成 表1を見て分かる通り、4万円以下が23%、5万~29万円が56%を占めており、約8割の人が、29万円以下の負担をしていることが分かります。 人によって孫にかける金額はさまざまですが、多くの人がどれくらいの金額を孫に使っているのか、参考にしてみるとよいでしょう。
どのようなときに孫にお金を使うの?
最後に、どのようなときに孫にお金を使うのかを確認してみましょう。株式会社主婦の友社の同調査で、孫にお金を使うときの場面の上位3種は表2の通りです。 表2