【ドン・キホーテ】2,980円って大丈夫?性能は?“驚安”スマートウォッチの実力をドンキマニアがぶっちゃけレポート
本体がシンプルデザインな分、画面カスタマイズが地味に嬉しい
本体は一切の無駄がないシンプルな形状でしたが、その分自分の好みのデザインに文字盤をカスタマイズすることができます。デフォルトで用意されているのは10種類、加えて自分の好きな写真を背景にすることも可能です。 左はデフォルトで用意されている背景ですが、時刻の文字のカラーや位置を変えることができます。右は自分の好きな写真を背景に選択したところです。 デフォルトで用意されているデザインも比較的カラフルで視認性の高いデザインが多い印象でした。時計としての機能ももちろん重要ですから、時間の確認がしやすいのはマストですよね。
睡眠の質もわかる!?
さらに、個人的に良いなぁと思ったのは「睡眠モニタ」機能。着用して寝るだけで睡眠の質が確認できます。6時間しっかり寝た日なのにあまり疲れが取れていないな……と思い確認してみると、「深い睡眠」は1時間40分しかなかったことが発覚。 アプリでより詳細な状態を確認してみると、「深い睡眠」はかなり細切れ!こうした確認ができると、睡眠に問題を感じている場合に寝具やパジャマを見直したほうが良いのかな?など対策も立てやすいですね。 ただ、「身の回りモニタリングバンド」上では「深い睡眠」の時間が1時間40分だったのに、アプリ上では1時間25分と微妙に違う?のは気になりました。なぜだ……。
スマートフォンの通知を確認できる機能は微妙?
もうひとつ便利だと思ったのがスマートフォンに来た通知を「身の回りモニタリングバンド」上でも確認できる機能です。アプリ上で通知したいものを選択しておけば、その通知のみを飛ばすことができます。 試しに電話をかけてみると、「身の回りモニタリングバンド」上にも着信の通知が来ました! しかし、設定しているにも関わらず、メールやLINEの通知は来ませんでした。このあたりの精度にはムラがあるかも……。
身体の状態が「身の回りモニタリングバンド」上に反映されるのに10秒かかる
もうひとつ気になったのは自分の身体の状態が「身の回りモニタリングバンド」上に反映されるのに少し時間がかかること。 「身の回りモニタリングバンド」上で「心拍数」や「血中酸素」が計れる画面を表示すると、しばらく左のように数値が出てきません。10秒ほど待つと、右のように数値が表示されます。この若干のタイムラグは気になる方はいらっしゃるかもしれませんね。「数値が分かれば10秒くらい待つよ~」という方は問題ありません。 その他の歩数計、アラーム設定、スマートフォンを探す、カウントダウンタイマー、ストップウォッチなどの機能は問題なく使用することができました。
結論としては、「若干タイムラグや不安はあるものの、それなりに使える!」です。日々の自分の身体の状態を逐一正確に把握したい!という方にはあまりおすすめできないかもしれませんが、「気になったときにある程度わかればいい」「そんなに高価なものを買ってもなくしちゃう」といった方や、「どんな感じなのかスマートウォッチというものを試してみたい」という方には十分満足できる商品ではないでしょうか。 文・写真/松本果歩
MonoMaxWeb編集部