JR九州の「鉄聞」 惜しまれつつ・・・100号を最後にインスタへ 去年は「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー」最高賞にも
(100号より) 「今までありがとうございました!2011年から発行を開始した鉄聞。 今回で100号をむかえることができました! これもひとえに皆さまの応援があってこそ続けることができました! おしまい。そして新鉄聞へ出発!」 ■元祖鉄道アイドルもファンのひとり 元祖鉄道アイドルの豊岡真澄さんも「鉄聞」ファンの一人です。 元祖鉄道アイドル 豊岡真澄さん 「鉄聞の魅力は、なんといっても手書きの温かさじゃないでしょうか。 写真とかデータで残すこともできますけど、 手書きのぬくもりに勝つものはないと思っているので、 いつもその温かみを感じながら読んでいます。 門司港駅が100周年を迎えた時と、グランドオープンを書いた時の この二つの号がとっても好きで、駅舎も歴史あって素敵ですし、 この駅舎書くの大変だったろうなって思いながら、 門司港駅って、駅長さんと駅員の方の制服が違うんですよ。 私きょう、JR九州さんの制服をお借りしてるんですが、見てください、 ちょっとレトロな制服が、門司港駅だけの、そういう情報も鉄聞にしっかりと 書いてあって『あー、おさえてるな』と思いました」 豊岡さんはこんな楽しみ方をしているそうです。 元祖鉄道アイドル 豊岡真澄さん 「鉄聞を見て『あ、門司港のこのカレー食べに行ったな』とか 『駅員さんたち、こういう制服だったな』とか、 逆にその懐かしい思い出フォトアルバムとして1枚のこの鉄聞を見ている っていう楽しみ方をしています」 ■「鉄聞101号」は? 「感謝」の思いが込められた「鉄聞」の100号は500部印刷され、都内にある九州各県のアンテナショップなどに配られました。 かごしま遊楽館 観光案内コーナー 矢幡千穂さん 「今どき手書きのものってないんですよね。 九州の人の温かさがすごく感じられるということで、喜んでいただいています。 結構すぐに無くなります。 紙の貴重な資料っていうのは珍しいので、ほんとは続けてほしいです」 「鉄聞101号」は、あるのでしょうか。
JR九州 保戸田麻衣子さん 「今後は101号ではなく、インスタグラムで随時投稿してくようにしていきます。 これからは列車ですとか九州の食、駅舎とか いろんな九州の情報を発信していきたいと思っています。 なるべくコンスタントに投稿していきたいと思っています」 紙の新聞からインターネットでの発信に変わりますが、これからも手描きの温かさはそのままに、九州の魅力を伝え続けます。
RKB毎日放送