れいわ、参政、日本保守党は次の衆院選でどこまで伸びるか?(松田馨の議席予測~新興政党編~)
「選挙に強い」無所属の候補者、今回は?
無所属は5議席(-5)。この時の-5は、2021年の衆院選で無所属の当選者が10人いたということです。米山隆一氏(無所属→立憲)や細野豪志氏(無所属→自民)のように、無所属で当選した後、各党に所属することによる減が含まれます。 松田氏「無所属のかたは選挙に強いかた。もともとどこかの党に所属し、キャリアを積んで選挙が強い」 大勢に影響はしないが、総選挙となると所属が変わることもあるだろうと予測します。 というのも、今回はベテラン議員の無所属での出馬が予想されるからです。例えば…… MC鈴木邦和「無所属でいうと塩谷立さんは……」 松田氏「まあ勝てないでしょうねえ。前回の小選挙区での票数を考えても。厳しくなるでしょうね」 松田氏は、本人の心情に理解を示しながらも、自らなりたくてなった、「派閥という、党本部から離れた独自の組織の中でいちばん責任を取るべき立場で、全く責任を取ろうとしているように見えない」と批判します。 松田氏は、塩谷氏に限らず、今回、党から処分を受けて無所属で出馬するかたがたは、「説明責任を問われる点で、逆風の選挙になるだろう」と予測します。
最後に、改めて6月解散の可能性について伺いました。 松田氏「自民党にとって厳しい状況の中、無理矢理解散をしたら、という議席予測。状況が変わらなければ、解散は6月にならない可能性もある」 MC鈴木「この数字だったら、そもそも解散しないんじゃないかと」 松田氏は、過去の総理経験者の発言にあった、「解散するというのは、同僚議員全員の首を切ること。解散の決断はむちゃくちゃ重い」という言葉を紹介します。 松田氏「勝てると思っても負けるのが選挙。勝算があればあると思うが、勝算が見えない。仮に勝算が見えない中で解散総選挙に突っ込んでしまうと、自公が連立で過半数を割ってしまうぐらい、大きく議席を減らす可能性がある」 もし衆院選が行われたら、また松田さんに選挙ドットコムちゃんねるで注目選挙区の解説などが行われることでしょう。ご期待ください!