シースルーで「ボディライン」を見せるスタイルが席巻!?ファッションウィークの最前列に現れた「最もセクシー」なセレブは?
9月24日、パリの夜の中心で開催される2025年春夏のショーに出席するため、セレブリティたちが高級メゾンブランドの本部に集まった。 【写真】バストトップ、ボディラインも露わに!最も大胆なドレスを纏ったのは…? 湿ったミッドナイトブルーのフロア、控えめな照明、黒いレザーのシート。9月24日の夜、サンローランはいつものようにパリ・ファッションウィーク2日目を締めくくった。その夜、午後8時頃、セレブリティやブランドアンバサダーがサンローランの本拠地に集まった。ショー会場の入り口に設けられたバリケードの向こうでは、ファンがアイドルの名前を叫び、興奮に包まれていた。
シックの極み
フィリピーヌ・ルロワ=ボリューは、青いシースルードレスの下はトップレスだった。髪を後ろにまとめたケイト・モスは、全身黒のゾーイ・クラヴィッツの隣に座った。女優のヴィルジニー・エフィラも、ロックやランジェリーにインスパイアされたルックでショーの最前列に姿を見せた。同ブランドのアーティスティック・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロが演出するイベントには、イベントの常連であるカーラ・ブルーニもふさふさのフェイクファーコートとハイヒールで登場し、注目を集めた。センシュアルな最前列はシックの極みであった。 サンローランのショーは、またしてもマスキュリンとフェミニンの境界を曖昧にした。2025年春夏、ドレスは透け感があり、肩幅は広く、オーバーサイズのメガネが登場した。ルックはモデルのルル・ドゥ・ラ・ファレーズのスタイルを彷彿とさせ、スーツはムッシュ・サンローランのスリムな体型にオマージュを捧げた。今回のコレクションは、1980年代のファッションからもインスピレーションを得ており、オフィスウェアをエレガントで魅力的にする方法を知っていた時代を反映している。ショーの目玉は、ベラ・ハディッドがサンローランのためにランウェイに登場したことだ。彼女の2年ぶりのランウェイ復帰は、ファッション界全体を大いに喜ばせた。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)