国際戦初優勝の一力遼棋聖「年初の時点では想像できなかった」…祝勝会でファンに感謝
囲碁の国際棋戦「応氏杯世界選手権」で優勝し、日本の棋士として19年ぶりに主要な国際棋戦を制した一力遼棋聖(27)の祝勝会が29日、東京都千代田区の日本棋院で開かれ、ファンら約200人が集まった。
一力棋聖は「年初の時点では、応氏杯の優勝は想像できなかった。応援してくれた皆さんに感謝したい」とあいさつし、ファンと記念撮影するなどしていた。参加した東京都葛飾区の会社員(46)は「これからも多くの棋士が世界で活躍してほしい」と話した。
同棋戦の決勝五番勝負は、8月から9月にかけて中国で行われ、一力棋聖は中国の謝科九段(24)に3連勝して初優勝した。