一世を風靡した「元祖セクシー美女」、57歳になった現在は...? "今までにない役"をオファーされ心境を明かす
80年代の大ヒット作『ベイウォッチ』でお馴染みのパメラ・アンダーソン(57)が最近、第72回サン・セバスティアン国際映画祭のレッドカーペットに登場。ヘアスタイルも、ドレスに合わせてプラチナゴールドへカラーリングしていた。パメラは久々の映画出演かつ、自身が主演を務める新作『The Last Showgirl』(特別審査員賞を受賞)の上映で同映画祭に出席した。 【写真】57歳のパメラ・アンダーソン、ピンクのドレスで美しくレッドカーペットに登場! 彼女がこの日着用したドレスは、エリー・サーブ(Elie Saab)のエレガントなピンクのロングスリーブドレス。オーバーサイズでボディラインはほとんどわからないものの、細かなディテールが大きなインパクトを与えるデザインだった。 特に印象的だったのが、床まで届くドラマティックな長い袖。ボディに沿って袖の内側にスリットが入っていて、パメラが動くたびに、それがトレインのように彼女の後ろになびいていた。 昨年から“すっぴん”主義を貫いてきたパメラだが、この日はドレスに合わせてビューティーも大胆に。トレードマークの極細眉に、マスカラを少し。リップにホットピンクを選んでいたのも印象的だった。 彼女は記者会見で、「女性であるというだけで、(この作品に)とても共感できると思う。社会がいかに女性を制限しているか、子育てとキャリアの両立をどう舵取りしていくかとか。私はずっと母娘のストーリーを伝えたいと思っていた。今までこのような映画の役をオファーされたことが一度もなかったので、とてもワクワクした」と述べていた。 同作はラスベガスを舞台に、パメラ演じるベテランショーガールのシェリーが、30年続いた公演が終わると告げられ、将来の不安に直面する姿を描いている。主人公シェリーは、仕事に誇りとやりがいを持っているものの、娘との葛藤や、日常的なセクハラ、女性蔑視など立ちはだかるジレンマが数々。そして、次の仕事を探すためにオーディションを受けるものの、50代の彼女を待っていたのは、あからさまな年齢に向けた冷たい態度だった。 ジア・コッポラの長編監督3作目としても注目を集める『The Last Showgirl』は、女性たちへの愛と優しさに満ちた作品だ。
From Harper's BAZAAR.com