解雇…車販売店の係長、客の496万円を使ってしまう 新車の登録時に発覚、今は自称内装業の41歳 さらに店に告訴され逮捕 客から新車代として預かった現金、借金やFXに消える
埼玉県警川口署は26日、業務上横領の疑いで、川口市芝塚原1丁目、自称内装業の男(41)を逮捕した。逮捕容疑は2022年9月29日、当時販売課係長として勤務していた川口市内の自動車販売・整備事業会社の支店で、顧客から新車購入代金として預かった現金496万円を着服し、横領した疑い。「顧客から預かった金を横領したことは間違いない」と容疑を認めている。 営業マン失踪、横領で指名手配…逮捕 勤務の車販売店、納車遅くて発覚 3千万円使ったか…住所不定に
同署によると、22年12月に同店で新車の登録を進め、代金が支払われていないことが発覚し、男が横領を認めたという。同店は23年3月に男を解雇。同年4月に支店長と代理人弁護士が署を訪れ、告訴を相談。署は同年7月に告訴状を受理した。横領した金は借金の返済やFX(外国為替証拠金取引)に使ったという。 署で余罪を捜査している。