1年の埃を綺麗に... 善光寺で年末の大掃除にあたる「お煤払い」 国宝の本堂で仏具など清める
長野市の善光寺で28日、年末の大掃除にあたる「お煤払い」が行われました。 住職らが国宝の本堂の中で長さおよそ5メートルある竹の先に笹の葉をつけた「洒摩」(しゃま)と呼ばれる道具などで高い所にある飾りや仏具の埃や煤を落としていました。 畳も、魔除けの意味もある「ヌルデ」の木で作った棒で一斉に叩いて埃を取り除きました。 善行院の荻原典考住職: 「今年一年間皆様のお願いを聞いてくださいました善光寺如来様へのお礼の意味も込めてしっかり掃除させていただきました」 善光寺では、大みそかに本堂に松を飾る「お松立て」が行われ、新年を迎える準備が整います。
長野放送
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