女優の遠野なぎこ

　女優の遠野なぎこ（44）が15日放送のTOKYO　MX「バラいろダンディ」（月～金曜後9・00）に生出演。お笑いコンビ「ラランド」のサーヤが自身のX（旧ツイッター）でライブ中にスマホのアラーム音を鳴らした観客への怒り投稿に苦言を呈した。 　ラランドは現在単独ライブ中。2～5日に東京公演中には観客の携帯電話の着信音が鳴るアクシデントがあり、サーヤは4日に自身のXで注意喚起をしていた。 しかし10日の大阪公演でもマナーを守らない観客がいたようで、サーヤは同日夜に「だからアラーム鳴らしてんじゃねえよ電源切れ雑魚こんだけ言っててまだ切らない奴はそういう病気だろ電源切ったら死ぬんか病院行けカスなんで夜に鳴らすんだよどうせ両親転売ヤーだろ　ってニシダが怒ってます」と再びニシダに“代弁”させつつも不快感あらわに投稿。 　このニュースが気になってセレクトした遠野は「サーヤさんを個人攻撃するつもりはありません」と明言した上で、「ちょっと口が悪いですね。第一に言い過ぎだと思います」と苦言を呈した。 　そして遠野は過去に喜劇をした際のエピソードを例えに出して話し始めた。以前、喜劇を一緒にやっていた先輩演者が「お客が静かだった。客が悪い」と観客のせいにする演者もいたという。しかし「それは大きな間違い！」と強調した。 　「お客さんが静かで笑わなかったのが悪いのではなく、笑わせることができなかった我々が悪いんです。1円でもいただいてるのであれば、私たちはプロなんだからお客様の不満は一切言ってはいけないんです。そこに対応しなければいけないのは私たちなんです」と私見を述べた。 　今回のサーヤの件についても「大きく間違っていると思います」と言った上で、「芝居中にどんなにアラームが鳴ったり、大きな音が鳴っても私たちは一切止めずにやるのがお仕事。これは恥ずかしいこと。その恥を知った方がいいかなと思いました」とピシャリと言い切った。