国民民主党・古川元久衆院議員が語る新しい政治と選挙のカタチ!野党共闘・2大政党制はもう古い?選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年3月9日に公開された動画ではゲストに国民民主党衆院議員の古川元久氏をお招きし、2大政党制の問題点と新たな政治体制・選挙制度について語っていただきました。 国民民主党が目指す新しい枠組みとは? 【このトピックのポイント】 ・日本の風土に2大政党制はそぐわない ・平成は2大政党制を目指して限界を迎えた。令和は新たな政治体制を構築するとき ・与野党の垣根を超えた再編が必要であり国民民主党はその触媒を目指す
古川氏のプロフィールは以下の通りです。 東京大学卒業後は大蔵省(現財務省)に入省し、6年3か月を官僚として務めた古川氏。政治家の道を志したのはコロンビア大学に留学した時のことがきっかけでした。 当時は円が強くアメリカでは良い暮らしができた古川氏は、このままアメリカに残ることも考えました。 しかし、出発前に建築家の芦原義信氏に「自分がアメリカに留学した時はいつか日本もアメリカのように豊かで安全な国にしたいと思って帰ってきた」という言葉を思い出し、日本をさらに発展させるべく、日本で政治家の道を歩むことを決心したとのことです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして古川氏に回答していただきました。
理想の野党共闘の枠組みは?
野党共闘についてさまざまな枠組みが語られています。先日も立憲民主党の岡田克也幹事長は国民民主党との関係について「もう1回大きな固まりを目指したい」と発言しました。 それに対し、古川氏は「平成の一連の政治改革の全体を検証して見直して新しい枠組みを考えないといけない時にきている」とコメント。岡田氏の発言ついては「平成にやろうとしたことを令和にやろうとしている」と指摘しました。 古川氏によると、平成の政治改革とは「選挙制度を変えて派閥をなくし、小選挙区制度で2大政党を作ろうとした」ものであり、「日本はそもそも2大政党制に向いていない」とのこと。 イギリスやアメリカなど、階級対立や南北戦争といった2つの大きな対立があった国の風土に合った制度であるとコメントしました。