ベントレー「コンチネンタルGTCスピード」をベースに「砂漠のオアシス」を表現! マリナー仕立ての「エクスプレッションズ・オブ・テクスチャー」とは
コーチェラ渓谷の砂漠を表現
ゴーストホワイトパールサテン仕上げのモデルにはシルバーテンペストピンストライプを備え、流れるようなグラフィックは砂漠の砂丘を表現し、100時間をかけて製作された。オータムストーンのウッドパネルの上にゴーストホワイトパールサテンを施し、繊細で洗練された印象を与えている。 ハバナサテン仕上げのモデルは、コーチェラ渓谷を囲む険しい山々と夕陽をイメージしている。コニャックとバーントオークのレザーを使用したインテリアは、特注のブラインドキルティングを施したシートバックと、カリフォルニアのデスバレーの地形をデザインしたトノカバーによってさらに引き立てられている。フロアマットにも同じ地形図のデザインが3Dで刻まれ、フェイシアとコンソールには、ブロンズのピンストライプで仕切られたカッパーストーンベニアの上にハバナサテン仕上げが施されている。 マリナーのチーフ・コマーシャルオフィサーであるデイヴィッド・パーカー氏は、 「エクスプレッションズ・オブ・テクスチャー・コレクションが、マリナーのオーダーメイド・スタジオが提供するあらゆる可能性を探求するきっかけになることを願っています。マリナーの目標は、お客様の想像を超えた可能性を引き出すことです」 と語っている。
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新型コンチネンタルGTCスピードのデリバリー開始のニュースはまだ聞かれないため、今回のコレクションは現行型のコンチネンタルGTCの「ラスト・オブ・ライン」的な最終モデルとして企画された特別なコレクションだと思われる。今回の目玉はシートアッパーとトノカバーに施された砂漠をイメージしたブラインドキルティングであろう。 完全にオリジナルでデザインされ、製造されたこの模様はマリナーの技術力の高さを示す好例となり、またビスポークスタジオの存在意義を高める。ロールス・ロイスは「プライベートスタジオ」という名の顧客のビスポークオーダーを直接受けるオフィスをイギリス、上海、ドバイ、ニューヨークに持ち、近日ソウルにもオープンするという。ラグジュアリーブランドのビスポークオーダーの需要は今後ますます高まると予想される。そんな中でベントレーらしい個性をどう出してゆくか、クルマと同様にこの点も競争になってゆくのであろう。
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