21歳が攻守に躍動!先制打とピンチを救う好守の前川右京に仁志氏「フェンスじゃない網の部分なので、結構怖いと思う」とアッパレ
阪神がヤクルトに零封勝ち。このカード2戦2勝とし、連勝も「4」まで伸ばすことに成功した。 阪神打線は6回、ここまで無得点に抑えられていたヤクルト先発の小川泰弘を攻めチャンスを作ると、代わった田口麗斗から前川右京の犠牲フライで先制。さらに相手のパスボールでこの回2点を加えると、7回には森下翔太のタイムリーで貴重な追加点を挙げた。投げては先発の大竹耕太郎が6回まで無失点と役目を果たすと、その後は桐敷拓馬・ゲラ・岩崎優の完封リレーで逃げ切った。 16日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、攻守に渡り活躍した前川右京に注目。まずは初回、2死満塁のピンチの場面で増田珠の放ったレフトへの打球をフェンスに激突しながら好捕したビッグプレーに、解説として出演した斎藤雅樹氏は「非常に大きなプレーだったですよね」と称賛。続けて「助かったというか、ありがたいですよね」と元ピッチャー目線で頷いた。 もう一人の解説者の仁志敏久氏は「これ普通のフェンスじゃない網の部分なので、結構怖いと思うんですよ。当たったら当然痛いので」と身を挺してのプレーにアッパレ。さらに「慣れてるとはいえ、すごく難しいんです。甲子園のポール際ってなだらかではなく、結構急にフェンスになってるんですよね。他の球場とはちょっと違う形状になってる分、難しいと思うんですね。ウォーニングトラックも、ここは前面芝になってるんで分かりづらいですしね」と球場の作りの観点からも、価値のあるプレーだと称えていた。 また「打線の中で今年の前川はユーティリティにいろんな打順に入ってくれるんですよね。そしてその場所、その場所で全部ちゃんとつなぐような活躍をしているので。今年に関しては、前川がいなかったらと考えると、結構穴ができた打順はいっぱいあったと思いますけどね」と打撃面でのフレキシブルな対応力を評価した。 攻守で光った21歳の若武者。連覇を目指す岡田阪神の孝行息子として、これからも期待がかかる。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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