穴場ばかり!“知られざる”美術館やギャラリー 8選
ハウザー&ワース サンモリッツ/スイス・サンモリッツ
「ハウザー&ワース サンモリッツ」は2018年12月、スイス・サンモリッツ中心部にオープンした。約1340㎡を誇る広大な展示エリアは、バドラッツ パレス ホテルが所有する3フロアの建物からなる。建築家のルイス・ラプラスが内部の改装を手がけ、来場者は地元コミュニティと関わりの深い作品を鑑賞することができる。 このギャラリーを訪れるなら、スイス・サンモリッツの象徴的なラグジュアリーホテル「バドラッツ・パレス・ホテル」への滞在がおすすめ。このホテルは華やかな冬のシーズンで知られているが、夏も美しい。宿泊者はハイキングや風光明媚なトレイルでのマウンテンバイク、さらに暖かい季節は湖でウォータースポーツを楽しむことができる。素晴らしい建築物やワールドクラスのレストラン、3万本以上のワインボトルを誇るワインセラーなど、ホテルそのものが価値のある空間だ。
ビショップミュージアム/ハワイ・オアフ島
旅先の土地ことをしっかりと知るには、博物館で文化や歴史について学ぶのが最適。ハワイのオアフ島にある「ビショップミュージアム」は、ハワイの自然遺産の保存と展示に特化した博物館だ。1889 年に設立された州最大の博物館には、あらゆる年齢層が楽しめる展示品や文化財の膨大なコレクションが収蔵されている。またポリネシアの航海者やさまざまな時代のユニークなボートのモデルも展示され、当時の航海術についても学ぶことができる。 宿泊先はオアフ島の自然の美しさに浸る静かなホテル「タートル・ベイ・リゾート」がおすすめ。ノースショアに位置し、オーシャンフロントの景色が楽しめる。施設内から出ることなく、サーフィンレッスンやビーチ、ハワイのアロハスピリットを味わえる伝統的なルアウなどを堪能できる。
ホワイトミュージアム/イタリア・カプリ
イタリア・カプリのホテル「カプリ パレス ジュメイラ」内の「ホワイトミュージアム」では、トニーノ・カチーチョがキュレーションを務め、現代アートのコレクションを展示している。一度ホテルに足を踏み入れると、水中都市アトランティスを思い起こさせる、アルナルド・ポモドーロによるグラスファイバーの作品や、海の風景を彷彿とさせる 40mのアート作品がゲストを迎え入れてくれる。 ミュージアム内には、さまざまな種類のアートが並ぶ。コレクションの中には、彫刻家ミンモ・パラディーノによる『ヘルメット』や ジョルジョ・デ・キリコの1960年代の絵画『エットーレ エ アンドロマカ』も含まれている。加えて、バーにはアレン・ジョーンズによる大きな絵が掛けられている。スイートルームには、ウォーホル、マグリット、ミロ、カンディンスキーなどにインスピレーションを得た作品が飾られ、アートを身近に感じることができる。