福谷浩司、577文字の感謝コメントに反響「ファンの皆様の熱い声援は、困難に立ち向かうための大きな原動力でした」中日から日本ハムへ移籍
中日から国内FA権を行使し、日本ハムへの移籍を決めた福谷浩司投手(33)が24日、自身のSNSを更新し、ファン、スタッフ、チームメートへの577文字の感謝コメントを発表した。愛にあふれた誠実な言葉にフォロワーからは激励のコメントが寄せられた。 ◆お互い頑張ろう! 福谷浩司の投稿【写真】 福谷は愛知・横須賀高から慶大を経て2013年にドラフト1位で中日に入団。2年目の14年は72試合に登板して32ホールド、11セーブをマークした。19年に先発へ転向。短縮シーズンとなった20年は自己最多の8勝を挙げ、翌21年には開幕投手も務めた。 フォロワーから「12年間もドラゴンズの福谷さんを応援できて嬉しかったで」「DH制のパリーグであの素晴らしい打撃が見れないのが残念です」「中日戦で郡司とバッテリーを組んだ姿を見たいです」「淋しすぎます。エスコン見に行きます」などのコメントが届いた。 コメントの全文は以下の通り。 私、福谷浩司は考え抜いた結果、北海道日本ハムファイターズに移籍することを決めました。 12年間、選手としてだけじゃなく、人間として成長することをサポートしてくださった中日ドラゴンズの球団関係者、監督、コーチ、選手、チームスタッフ、バンテリンドームナゴヤ関係者、メディア関係者の方々すべてに厚く御礼申し上げます。 そして、良い結果を残せているとき、そうでないときに関わらず、家族のように応援してくださったファンの皆様の熱い声援は、困難に立ち向かうための大きな原動力でした。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 今回のFA行使を通して、他の球団の考えを初めて聞く機会となりました。この場を借りて声がけをくれた球団には感謝致します。 生まれ育った愛知の地を離れること、野球選手として育ての親であるドラゴンズを離れることを考えると本当につらいです。 ですが、いつか地域やチームの垣根をこえて野球界に貢献したいという強い思いのもと、野球選手としての経験を増やし、もっと成長し、高みを目指すことを目標に、移籍を決断しました。新しい環境でもチャレンジし続けたいと思います。 ドラゴンズで出会えたすべての方々のおかげで、幸せな12年間を過ごすことができました。 本当にありがとうございました。 2024年12月24日 福谷浩司
中日スポーツ