コンビニ強盗の疑いでブラジル人2人逮捕 1人は別の強盗への関与もほのめかす 山梨
11月14日に中央市のコンビニエンスストアに2人組の男が押し入り、酒などを奪って逃げた強盗事件で警察は28日、市内に住むブラジル人の男2人を逮捕しました。このうち1人は27日に市内の別のコンビニで発生した強盗事件への関与もほのめかしていて、警察で関連を調べています。 【写真を見る】コンビニ強盗の疑いでブラジル人2人逮捕 1人は別の強盗への関与もほのめかす 強盗の疑いで逮捕されたのは、いずれもブラジル国籍で中央市下三條の自称・派遣社員のタカエス・ケンジ・マサル容疑者(29)と自称・会社員のコラッザ・ツダ・ミカエル・アキオ容疑者(42)です。 警察によりますと、2人は共謀して11月14日午前2時ごろ、中央市西花輪の「セブンイレブン中央市西花輪店」に押し入り、店長に包丁のようなものを見せて「お金、お金」などと脅し、たばこなど46点(約2万8000円相当)を奪った疑いです。 調べに対し、タカエス容疑者は容疑を認め、コラッザ容疑者は認否を留保しているということです。 事件当時、現場からは男2人が逃走。犯行時に外国語で会話していたことから警察は2人組が外国人の可能性もあるとみて捜査。防犯カメラの映像などから2人が浮上し28日未明に逮捕しました。警察は2人が逃走に使ったとみられるバイクを関係先から押収するなど、裏付け捜査を進めています。 一方、現場から1キロほど離れた中央市布施の「ファミリーマート田富布施店」でも27日早朝、包丁のようなものを持った男1人が押し入り酒を奪う強盗事件がありました。この事件についても、タカエス容疑者が関与をほのめかしていることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は関連を調べる方針です。