生後間もない赤ちゃんを殺害し遺棄 女に懲役6年を求刑 静岡・沼津市
テレビ静岡
2023年5月、静岡県沼津市で生後間もない赤ちゃんを殺害し遺棄したとして殺人などの罪に問われている女の裁判員裁判で、検察側は女を懲役6年とするよう裁判所に求めました。 殺人などの罪に問われているのは住所不定・無職の25歳の女です。 起訴状によりますと、女は2023年5月、沼津市内の女子トイレで出産したばかりの女の赤ちゃんの口や鼻をブランケットでふさぎ放置して殺害したうえ、市内の海岸で遺体を燃やし遺棄したとされています。 10月31日に静岡地裁沼津支部で開かれた裁判員裁判で、検察側は「強固な殺意に基づく残虐な犯行」とした上で「動機は身勝手かつ短絡的で酌量の余地は一切ない」として懲役6年を求刑しました。 一方で弁護側は「衝動的に犯行に至ったもので思考力や理解力が低いという知的な特性が大きく影響している」などとして懲役3年が妥当と主張しました。 判決は11月5日に言い渡されます。
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