「本当に俺とやるん?」 ソフトバンク川瀬晃、兄弟自主トレの実施を弟・堅斗のネット記事で知り慌てて電話で確認
ソフトバンクの川瀬晃内野手(27)が20日、みずほペイペイドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1100万円増の年俸3800万円でサインした(金額は推定)。 ■「あの小さかった真凜ちゃんが…」秋山幸二さん長女が花嫁姿【写真】 9年目の今季は主に守備固めとして自己最多の105試合に出場。打率2割6分1厘、7打点を残し、4月27日の西武戦(みずほペイペイドーム)では自身初のサヨナラ打を放つなどバットでも貢献した。 今オフは弟でオリックスの川瀬堅斗投手(22)と、大分県国東市で川瀬家の「兄弟自主トレ」を初めて実施する。ただ、もともとは一人で行う予定だった。「弟が契約更改をしたあとに弟の『兄と自主トレをする』という(ネット)記事を見て初めて気付きました。事前にはそういう話はなかったです」。球団のゴルフコンペの最中にその記事を見つけて、慌てて堅斗に電話をかけたという。 電話では「本当に俺とやるん?他のピッチャーのすごい人たちと一緒にしなくていいの?」と伝えると、堅斗からは「いや、兄ちゃんとする」と真っすぐ伝えられた。川瀬は「別に断る理由もないですし、むしろピッチャーの球を見られるのはすごくいいことなので」と快く引き受けた。 また、今オフは家族が関わっている動物愛護団体の活動に参加する機会があり、「苦しんでいる犬や猫がいるのを聞いて、何か自の中で力になれることはないかな」と、試合出場数に応じた寄付や、自主トレ会場での募金活動などを開催する予定だ。「今年は兄弟でやるということで、(動物愛護の)イベントもあるので、今年は大いに公開していくというか、たくさんのファンに来てほしい」。兄弟で鍛錬し、節目の10年目はさらなる飛躍の年にする。(大橋昂平) 【#OTTOソフトバンク情報】
西日本新聞社