立川志らく M-1に対抗?「S1グランプリ」構想語る「トムブラウンはM-1ではいつまで経っても…」
落語家・立川志らく(61)が1日放送のTOKYO MX「志らく・伯山の言いたい放だい元日SP」に出演。2018年から5年間審査員を務めた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」について語る場面があった。 【写真あり】志らくが絶賛「トムブラウン、100点です。」 一昨年でM-1審査員を勇退した志らくだが、“2025年に力を入れたいことは?”の質問に「S1グランプリ」と回答。「M-1の審査員はもう降りたわけですよね」と説明を始めるも共演の講談師・神田伯山から「まあ、降ろされたっていう」と突っ込まれ、「失礼なこと言ってる。人に言われると腹立つんだよ」と笑った。 S1グランプリとは「志らくグランプリ」のことで、「トムブラウンやランジャタイは王道のM-1に出たらいつまで経っても評価されない」と話し、自身が評価する「世間では際物と呼ばれてる、私は進化系と呼んでいる」芸人たちのコンクール構想をぶち上げた。 芸人たちが出場してくれるのか?と疑問を口にする伯山に、志らくは「権威を持たせればね。私がやることで権威が付くんだよ」とキッパリ。そして「M-1の審査員を5年やって…」と続けると、伯山から「まだM-1にすがってるんですか?目を覚ましてくださいよ」とすかさずツッコミを入れられた。 昨年のM-1審査員は9人全員が現役の漫才師だったことから「落語家がいなくなって良かったみたいな漫才師の声が聞こえますよ」と伯山が指摘すると、志らくも「あいつがいなくなってバランスの取れた審査になった(と聞こえてくる)」とうなずく。一方で「志らくさんが出ていたらトムブラウンが優勝したんじゃないか、真空ジェシカが優勝したんじゃないかと言ってくれる声も少数ながらある」と話していた。