【年末のコスメ大掃除】知っておくべきコスメの「正しい捨て方」
コスメを捨てよう、と決意しても「これは何ゴミに仕分ける?」と迷いがち。コスメコンシェルジュの小西さやかさんに、使い切れなかったコスメの処分についてお伺いしました! 〈画像で見る〉スキンケアコスメの正しい捨て方は?
教えてくれたのは…小西さやかさん
コスメコンシェルジュ 一般社団法人日本化粧品検定協会 代表理事。 その他、北海道文教大学客員教授、東京農業大学 客員准教授、日本薬科大学 招聘准教授、更年期と加齢のヘルスケア学会 幹事、各種協会顧問を歴任。 化学修士(サイエンティスト)としての科学的視点から美容、コスメを評価できるスペシャリスト、コスメコンシェルジュとして活躍中。
化粧品の中身をそのまま捨ててはNG!しっかり分別しましょう
小西さん スキンケアもメイクアイテムも、化粧品の中身は基本的に可燃ゴミとして捨てることができます。液体が多いスキンケアの使い残しは、下水道に流して処分するのは水質汚染につながるので絶対にやめましょう。容器には表示されているプラマークなどのリサイクルマークの表示にしたがってリサイクル資源に。資源ゴミはできるだけ中身を拭き取ることが重要ですが、キレイに拭き取れないときは不燃ゴミとして出すことが基本です。
1.クレンジング
容器はきれいに拭き取れたら資源ゴミとして処分して。ジェルタイプ、バームタイプなど容器から取り出しにくく残ってしまう場合は、できるだけチューブから押し出して中身は可燃ゴミに。オイルタイプなど液体状の中身は、牛乳パックなどに使わなくなった古い布や新聞紙を詰めて中身を染み込ませて、しっかり封をしてから可燃ゴミに。
3.化粧水
使い残した化粧水を洗面所やトイレなどから下水道に流すことは、水質汚染につながることが。中身は、古い布や新聞紙などに染み込ませてから可燃ゴミとして処分を。容器はリサイクルマークの表示にしたがって分別するのが正解。ただしキャップなど金属が含まれている容器の場合は不燃ゴミに分別を。