福崎(名瀬中出身、樟南高) 相撲個人で優勝 佐賀国スポ
SAGA2024国民スポーツ大会は7日、佐賀県の玄海町社会体育館で相撲競技の少年団体と個人の決勝まであり、少年の部個人戦で鹿児島県奄美市の名瀬中出身の福崎真逢輝(鹿児島県樟南高)が優勝した。福崎は「日本一になることだけを目標に頑張ってきた。支えてくれた人に少しは恩返しできた」と喜んだ。 8月にあった全国高校総体の個人戦では3位。今大会では一番一番しっかりとりきることに集中し「結果にこだわらず自分の相撲をとることができ、結果を引き寄せられた」と振り返った。 決勝の舞台を終えてからも「優勝の実感が湧かなかった」という福崎。周りから祝福を受け「自分だけの力ではなく、島の人たちの応援を背負って優勝することができた。島に感謝」と話した。 今回の優勝で社会人、大学、高校の成績上位者で競う天皇杯全日本相撲選手権大会に出場が決まった福崎は「レベルが違うので一戦一戦集中したい」と前を向き、将来に向けては「大相撲に入り、島に恩返しができたら」と意気込んだ。 団体戦の鹿児島県代表メンバーには奄美勢として福崎の他、龍南中出身の新島弘将(樟南高)と俵幸平(同)も出場してチームの8強入りに貢献した。