「タイガー・シード」ファンド、ロバートソン氏の会社を提訴-契約巡り
シード案件では、出資者が収益の一部を受け取れるという保証が初期投資とセットになっていることが多い。ヘッジファンドは、いわゆる管理手数料と運用報酬で利益の大半を上げる。伝統的に、管理手数料はファンドが運用する資産の2%、運用報酬は利益の20%だ。 タイガーの訴状によると、同社はハウンドの総パフォーマンス報酬の12%を受け取る権利がある。
タイガーは訴状で、ハウンドとの契約には終了条項がなく、またタイガー側が契約に違反した事実はないと主張。ハウンドは、11年に利益分配契約を再交渉した際に特にマーケティング支援について交渉したと主張し、過去約10年にタイガーによる顧客紹介が大幅に減少したと訴えた。
原題:‘Tiger Seed’ Fund Sues Robertson’s Firm to End Profit-Sharing(抜粋)
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Chris Dolmetsch, Hema Parmar