国立循環器病理事長がパワハラ 部下に対し、第三者調査で認定
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は5日、大津欣也理事長が部下にパワーハラスメントをしたとする報告が臨時理事会で行われたと明らかにした。第三者による調査チームがパワハラに認定。近く理事長の任命権を持つ厚生労働省に報告する。 関係者によると、2022年9月、任期満了を控えた部長(当時)を呼び出し、別の部署への異動を打診。部長は再任を希望したが強い言葉で迫り、配置転換に応じさせたという。 今年3月、大津氏によるパワハラについて内部通報があった。国循は、弁護士らで構成する第三者の調査チームを設置し、理事長の発言について報告書をまとめた。