齋藤彰俊、最後のLIMIT BREAKへ意気込み「心に響く試合を」10.20大会直前会見
「LIMIT BREAKは通常のノアとは異なる雰囲気を持つ大会」
プロレスリング・ノアは10月19日、横浜ラジアントホールにて、翌日開催の「ザ・リーヴpresents LIMIT BREAK 4」に向けた記者会見を実施。注目を集める齋藤彰俊のラストマッチに関して、齋藤本人が意気込みを語った。 【動画】ラストのLIMIT BREK参戦となる齋藤彰俊が会見に登場! 齋藤は「LIMIT BREAKは通常のノアとは異なる雰囲気を持つ大会です。自分にとって特別な舞台であり、最後を迎えるこの日、来場する皆様に心に響く試合を届けたい」とコメント。試合では秋山準とタッグを組み、小島聡と大和田侑のコンビと対戦する。 齋藤は秋山とのタッグについて、「まず一緒に組む秋山さんってNOAHに自分が参戦してから初めて一緒に組んだというか、チームになった方なんですけど。何年組んでも、この前、久しぶりに会って対角線にいても、常に凄いピリピリ感というか、皮膚までヒリヒリするようなピリピリ感と、あと安心感の両方を感じられる選手なんで。だから、明日も自分が最後だからとか、そういうことじゃなく、たぶん一緒に組んで入場して、試合になったらとてつもなく2人の中でピリピリするような緊張感が走って。かといって、試合をやっている中では安心感があって。そういうような試合ができるんじゃないかと。それはもう24年前ぐらいかな。NOAHで組んだ時とまったく変わらない空気で明日も戦いたいと思ってます」と語り、相棒への信頼を示した。 対戦相手の小島聡については「対戦相手の小島選手は新日本プロレスに殴りこみにかけた時にはまだヤングライオンで。今は偉大な選手になりましたけど、その頃から全力でお互い意地を張りながらぶつかった選手で。プロレスを始めた頃の自分のことも知っているでしょうし、そのあとで何回かN-1とかでも戦いましたけど、たぶん昔の思いというか、今の齋藤に対してのいたわりとか、引退に対してというような気持ちでは来ないんだろうなと。昔を思い出させるような感じで熱く来るんだろうなって思っているんで、それは楽しみにしています。」と期待を寄せた。 さらに、大和田侑に対しては「大和田選手は皆さん期待していると思うんですけど、確か前回ここの会場だったかな。ヨシ・タツ選手と石川選手というデカい相手に藤田選手と組んで引き分けたというところで、彼も頑張っていますし。小島選手と大和田選手というのはアニマル浜口さんのジムでお互いにやってましたんでね。教えが一緒なので、そういった部分ではたぶん明日は思いっきりぶつかってきてくれるのではないのかなと。彼には秋山さんも言ってましたけど、昔のNOAHという部分は頭ではわかっているし、見たこともあるんでしょうけど、実際に体感したことはないと思うんで。そういう部分を伝えて。別にそれを伝えて、それをやってほしいというわけじゃなく、彼の中で何かを感じて、それを自分のものにしてもいいし、『ああこうだったんだな。じゃあ、俺はこうしよう』と思ってくれてもいいしということで。ただ、伝えなければいけないという。体感させなければいけないという気持ちはあるので、彼には思いっきり体感してもらおうと思っています」と伝えた。 最後に齋藤は「会場に来てくださっている皆様は当然なんですけど、この画面越しに見てくださるお客様も必ず胸を熱くしますので、絶対に目を見開いて見ていてください」と力強く宣言し、記念撮影を終えると地声で「今日もノアを思いっきり楽しんでください」と呼びかけ、会見を締めくくった。 <写真提供:プロレスリング・ノア>
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