“フィクサー”として政界に絶大な影響力 自動車メーカー・スズキの鈴木修 相談役が逝去 県政にとどまらず国政の中枢にも強固なパイプ
鈴木康友 氏にとって鈴木相談役はまさに“後ろ盾”と言える存在で、通算4期に及ぶ市長選をいずれも最前線で支援。2024年5月に行われた県知事選でも自民党推薦候補が「特定の声に左右される行政ではいけない」と“相談役批判”を展開すると、グループを挙げての“康友支援”を呼びかけたといわれている。 また、かつては蜜月関係だったものの当時の自民党県連会長として城内実 経済安保担当大臣が候補者と同様に“相談役批判”をしたことを受け、2024年10月の衆議院解散総選挙の際は立憲民主党公認候補の支援に乗り出した。 さらに政界との関係性は県内にとどまらず、菅義偉 元首相や二階俊博 元自民党幹事長などとも個人的なパイプを有するなど稀代の“フィクサー”として大きな存在感を放った。 スズキは後日、お別れの会を開くことにしている。
テレビ静岡