広島市西区の陥没事故 市が記者会見で陳謝 現場付近で雨水管工事
広島市西区福島町の市道が陥没し水があふれ出した事故で、市は26日、市役所で記者会見を開き、現場付近で進めていた雨水管の工事や被害状況について説明した。工事の発注者として「皆さまに大変ご迷惑をおかけしている」と陳謝した。 【写真】内壁にひびが入った現場近くの福山通運広島支店(計3枚) 市によると、道路の陥没事故は午前8時40分ごろ、福島町2丁目の市道交差点で発生。路上の東西約15メートル、南北約40メートルにわたって陥没を確認した。深さは不明。陥没に伴い、水道管が破断して漏水したとみられる。また、少なくとも建物8棟で傾きやひび割れが見つかった。けが人はいない。 交差点の半径50メートルの範囲を立ち入り禁止とし、エリア内の55世帯90人に対して避難を呼びかけた。午後1時時点で近くの観音小には19世帯44人が避難している。
中国新聞社