『28日後…』の続編『28年後…』の予告編が公開 日本でも2025年に劇場公開へ
『28日後…』の続編『28年後…』の予告編が公開 日本でも2025年に劇場公開へ
『28日後...』と『28週後...』の続編『28年後…』の予告編が公開された。映画は日本でも2025年に劇場で公開される。海外版ポスターも解禁となっている。 映画の日本での具体的な公開日は明らかになっていないが、米国では2025年6月20日に公開されると以前からわかっていた。 本作はロンドンを舞台にした映画であり、予告編はイギリス発祥のテレビ番組『テレタビーズ』を見ている子供たちのシーンから始まる。予告編では悲鳴とともにテレビ画面に血が飛び散っていて、なにやら不穏な雰囲気だ。テロップの「10,228日前」というのは約28年前ということである。予告編では数字などを連呼する呪文のような言葉が聞けて、不気味な音楽が流れている。映像としては槍や弓矢で武装する親子や、逃げ込んだ先で感染者に遭遇してしまう様子など恐ろしいシーンが続いている。謎の絵や頭蓋骨が積みあがる様子など、呪術的な雰囲気もある。 1作目『28日後...』(2002)は人間の脳を破壊し、凶暴化させるウイルスが蔓延したロンドンを舞台にしたホラー映画だ。2作目の『28週後...』も2007年に公開されている。3作目となる『28年後…』では、初代映画の監督ダニー・ボイルと、脚本のアレックス・ガーランドのタッグが復活する。初代の映画で主人公を演じたキリアン・マーフィーは3作目ではエグゼクティブプロデューサーとして映画に参加している。また、同氏が「意外な形」で3作目に出演することも明らかになっていた。 海外の予告編のコメント欄などでは、今回の予告編に登場した感染者がキリアン・マーフィーではないかという指摘もある(日本版の予告編では再生時間1:53あたりのワンカットに登場)。ワンカットしか情報がないため、この感染者が実際にキリアン・マーフィーなのかどうかはわからない。 海外版のポスターも解禁された。ポスターでは本シリーズのアイコンとなるバイオハザードマークが赤い頭蓋骨で描かれている。キャッチコピーの「TIME DIDN’T HEAL ANYTHING」を訳すと「時間は何も解決しない」となり、なにやら意味深になっている。 映画のキャストとしては以下のような人物が揃っている(代表作も併記)。 アーロン・テイラー=ジョンソン 『クレイヴン・ザ・ハンター』 レイフ・ファインズ 『ザ・メニュー』、「ハリー・ポッター」シリーズ ジョディ・カマー 『最後の決闘裁判』 『28年後…』は2025年に日本で劇場公開予定。米国では2025年6月20日に公開される。
重田雄一