「肥薩おれんじ鉄道」全28駅の愛称つける権利売ります…駅ホームの看板などに表記、列車内で放送も
鹿児島県薩摩川内市と熊本県八代市を結ぶ肥薩おれんじ鉄道(八代市)は、各駅に愛称をつける権利を販売するネーミングライツ事業を始めた。 【写真】「肥薩おれんじ鉄道」企業ロゴは車輪に見立てた果実など
対象は同鉄道の全28駅。愛称は駅ホームの看板などに記されるほか、列車内で放送もされる。駅のデジタルサイネージ(電子掲示板)や広告枠も利用できる。契約料は各駅の利用者数などによって異なる。1年契約の場合、33万~132万円(税込み)で、期間は来年3月中旬から1年間。募集は今月20日まで。
同鉄道の担当者は「年間延べ約100万人が利用する路線。知名度向上などにつながるので、ぜひ活用してほしい」としている。問い合わせは、同鉄道営業部(0996・63・6860)へ。