愛知「ボイメン」1万人ライブ完売 ── 4月から新番組・東京進出も
BOYS AND MEN(通称ボイメン)がこのほど、名古屋・日本ガイシホールにて1万人ライブを開催した。同イベントは、彼らの冠番組「ボイメン☆騎士(ナイト)」(中京テレビ)の企画によるもので、目標に掲げた1万人のチケットは見事完売。メンバーもファンも涙する感動のライブとなった。当日は、名古屋市長の河村たかし氏や愛知県知事の大村秀章氏らも会場に駆け付け、メンバーにエールを送るシーンも見られた。
1万人のチケット完売「夢じゃないんだよね」
ボイメンは、東海エリア出身・在住のメンバーで構成されたイケメンエンターテインメント集団。2010年に結成され、主要メンバー11名と研究生、劇団、東京メンバー含め総勢32名で活動中。ライブやミュージカルの定期公演をはじめ、テレビ・ラジオのレギュラー番組、雑誌・新聞の連載なども持ち、名古屋で圧倒的人気を誇る。 ライブは、ペンライトのカラフルな光に包まれる中、「We never give up -もう一度-」でスタートし、場内の興奮は一気に上昇。代表曲の「バリバリ☆ヤンキーロード」や「ヤンファイソーレ」では、ファンの掛け声にも拍車がかかり、会場は一体に。 MCでは、メンバー紹介とともに一人ひとりが思いを語った。ソロでも活躍中の人気メンバー小林豊さんは1万人が集まった会場を見渡しながら、「夢じゃないんだよね…」と涙ぐんだ。リーダーの水野勝さんは、「何もできなかった僕たちは、夢だけもってここまでやってきました。元々100人くらいいたんですが、こうして11人が残りました」と結成当時のことを振り返りながら、「みなさんの応援が勇気をくれました。あきらめなくてよかった。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝えた。メンバー全員が深々と頭を下げる様子に、感極まって涙を見せるファンも多く見られた。
4月からの新番組決定・東京進出も
ライブのタイトル“夢の1万人ライブで重大発表!「オレ、卒業します。」”に対して、誰かが卒業してしまうのかもと気が気でないファンに、実際発表されたのは、「ボイメン☆騎士」の番組終了だった。メンバーは「終わっちゃうのか…」と感慨深げに、最後は、空から星が降る演出の中、「Candor」をしっとりと歌い上げ、“終わりじゃなく始まりだよ”という歌詞がいつも以上に響くエンディングとなった。 アンコールではメンバーが突如、客席に登場し、場内は再びヒートアップ。さらに4月からの新番組「ボイメン☆MAGIC」(中京テレビ・TOKYO MX)が決定したことが、メンバーにもサプライズで発表され、会場は喜びに包まれた。名古屋はもちろん、東京でも放送されることに、「え?東京!?」と彼らも驚きを隠せない様子。 アンコール最後の曲は、ボイメンライブ恒例の「Chance for Change」。ボイメンの魅力のひとつでもあるファンとの距離の近さは、ガイシホールでも実現。歌いながら観客とハイタッチをするファンサービスで、夢の1万人ライブを締めくくった。