年150万以上貯める主婦の「家計管理術」と「家計の見直し方法」
「家計を整えたい」「貯金をしたい」と思っていても、何をどんな風にすればいいのか悩んでいる人は多いはず。そこで、今回は、家計管理を始めて6年で1,000万の資産に達成した主婦おおつかはじめさんに、実際の家計管理術と、見直しのときに抑えるべきポイントを教えてもらいました。 【画像】年150万以上貯める主婦の「家計管理術」と「家計の見直し方法」
わが家の家計管理方法
●手書き家計簿で管理 まず、どんな家計管理方法かというと、手書きノートに家計簿をつくり、レシートが溜まってきたら記入するという方法です。市販の家計簿では、項目や予算などの書きたいことが自由に書けず、何度も挫折してしまったそう。そこから、自身の管理したい項目にあわせて、自作の家計簿をつくりました。 といってもむずかしいものはなく、通常のノートにカレンダー部分と、項目費部分をつくり、数字を記入していくというシンプルな方法。 カレンダー部分には、どこに行ったか(例えば、店名やお出かけ先)を記入して、何に使ったかわかるようにしています。そうすることで、ノーマネーデーも一目でわかるようになって、モチベーションがあがりますよ。項目費部分には、店名と金額を記入します。これだけを続けて、月末にすべてを計算して総金額を出すようにします。 ●予算を立てて費目ごとにわかるようにする 実際に、家計簿の内容としては、費目は固定費と変動費に分けて記入します。 固定費は、銀行口座もしくはクレジットカードから必ず引き落とされるもので(光熱費や住居費、教育費、通品費など)、ある程度の予算がわかるようにしています。 変動費は、「食費」「外食費」「交通・レジャー費」「日用品費」「その他」にわけます。初めに、予算をざっくりと立てて、最終的には費目ごとにどのくらい使ったかわかると、振り返りがしやすくなります。 最終的には、収入と支出を計算して、黒字か赤字か、貯金はどのくらいかと計算して、まとめます。 ●必ず振り返りをする 最終的には、必ず振り返りをするようにします。家計管理が苦手な人は、結局何にお金を使っているかわからないという人が多いと思います。そこをきちんと明確にすれば、ふだんの支出行動を変えることができるはずです。 「今月は食費が多かったけど、どこで購入したんだろう」に対して、スーパーよりもコンビニが多かったから行く回数を減らそうと意識する、「レジャー費が多かった。どうしたらいいかな」に対しては、事前チケットで安く買ったり、無料で遊べる室内施設を調べたりなど、工夫ができるようになります。 行き当たりばったりの行動が支出を多く出してしまうので、意識した行動に仕直すことがポイントです。