【別府競輪(モーニング)FⅡ】脚をぶつけながらもS合戦に勝利した三木健正が突っ張り先行でピンピン優出
<22日・別府競輪・2日目> <記者コラム・森川和也の追走一杯> 2日目準決5Rは、雨走路での同期対決を制した三木健正が勝利。通算3度目のピンピン優出に成功した。 形の上では3分戦だったが、実質的には松本定との2分戦。車番が悪かった三木は後ろ攻め濃厚の様相も、別線の松本と荘田竜斗がSで前輪タイヤがスリップして前受けに失敗。実は三木も「Sで自分も滑ってしまって、ステムに脚をぶつけた」が、いち早く体勢を立て直して正攻法ポジションを奪取。形勢逆転とばかりに松本を強引に突っ張って、好ペースで逃げ切った。▼7R決勝は小川三士郎、伊東佑晟との同期対決。前回平塚は追加あっせんのビハインドがあったが、今回は正配分で「疲れはなかったし、重くもなかった」と上々の仕上がり。「そろそろ優勝したい」という願いをかなえるチャンスだ。4―137―137。 ▼2R(國井裕樹)南関3番手に名乗りを上げた2番車の幸津博が「以前、國井君とはレースの中でたまたま連係したことがあるし、Sを取れるように頑張る」と腕まくり。作戦成功なら中込健太を突っ張るか、うまく番手に潜り込んで4=5―13、4=3―25。