たばこの火の不始末が原因か 宮城・大崎市で1人死亡の住宅火災 1人暮らしの70歳男性と連絡取れず
3日夜、宮城県大崎市で住宅1棟が全焼し1人が死亡した火事は、たばこの火の不始末によって火が出た可能性が高いことが分かりました。 警察は、死亡したのはこの家の住人の男性とみて身元の特定を進めています。 この火事は、3日午後10時40分頃、大崎市古川清水の無職・大場宗雄さん(70)の住宅から火が出て、木造2階建ての大場さんの住まいおよそ233平方メートルを全焼し、焼け跡から男性1人の遺体が見つかったものです。 警察は4日、遺体の司法解剖を行いましたが身元の特定には至りませんでした。 ただ、大場さんが1人暮らしであることに加え、火事の後に連絡が取れなくなっていることから、警察は遺体は大場さんの可能性が高いとみて今後DNA鑑定などを行う方針です。 また警察によりますと、男性の遺体が見つかった住宅1階の居間が火元とみられ、現場の状況からたばこの火の不始末によるものの可能性が高いということです。 この火事では、大場さんの住宅の北側にある作業場や物置合わせて3棟も一部が焼けました。
東北放送