【絶対に行きたい、韓国市場13選!】ソウルの市場の「正しい歩き方」とは?
もともとは宮に使える使用人たちの、新鮮な食材の調達の場だった市場。現在は、食の台所としてソウルの人々の食卓を支えている。活気あふれる市場で働くオモニたちは、家庭料理の達人でもある。毎朝、カルグクスのために出汁をとり、白菜のチヂミを焼き、緑豆を石臼でひく。熟練の職人のように黙々と同じものを作り続ける彼女たちの身体には、すべての動きが染み付いている。手際よく生み出される温かな味わいは、レストランの味とはまったく違う滋味深い魅力がある。食材を買う以外に、屋台で食事をしたり、テキパキ働くオモニたちの下ごしらえの様子を観察したり、1日中居ても飽きない。同じ業種が軒を連ねる市場で、「ここなら間違いない」という名店を、長年市場に通う韓国料理家・崔智恩が案内する。 【Kスターの通う話題の6軒!】30時間以上煮込んだ牛骨スープとは? ●案内人 < チェ・ジウン/Ji Eun Choi > 韓国料理家 宮廷料理のみならず、韓国各地の郷土料理や精進料理に造詣が深い。日本人の料理家や文化人との交流も広い。著書に『韓国 美・味 案内』¥1,980(アノニマ・スタジオ刊)など。
京東市場 キョンドンシジャン 경동시장
韓国最大級の市場。食材中心の市場と、生薬や漢方を扱う韓薬剤市場の2エリアに分かれており、毎日多くの人々で賑わう。 동대문구 고산자로36길 3 3, Gosanja-ro 36-gil, Dongdaemun-gu Ⓜ️祭基洞(125)2番出口 営)8:00~18:00 ※店舗により異なる 休)第2・4日曜
誠忠社 チュンソンサ 충성사
東大門区 古山子路36キル3 25号 tel:02-966-4614 ソウル薬令市場のエリアにある漢方生薬専門店。おすすめは国産の松の実(600g 1,000ウォン)。お粥にのせたり、ドレッシングに混ぜたり、そのまま食べても。漢方薬としても有名な五味子(600g 3,000ウォン)は水に浸して成分を抽出し、五味子茶として飲む。5つの味が含まれており、健康具合によって味の感じ方が変わるそう。