ザコシ、やす子の「ギャラ1000万円」デマに応答…後輩芸人の完走は「頑張ってたよ」とねぎらい【直撃写真】
「走れてよかったな~」 9月1日夜、『24時間テレビ』のチャリティー・マラソンでゴールテープを切ったお笑い芸人のやす子は安堵の声を漏らした。 【写真】自宅前で取材に応じる「ザコシ」 今回、募金は、やす子がかつて児童養護施設で過ごしたことから、全国の児童施設に寄付するためにおこなわれた。 日産スタジアムの周回コースから始まり、計81kmを走破したやす子。その奮闘ぶりもあり、募金額は4億円に到達した。 「放送直前に日本列島には、台風10号が接近。マラソンの実施自体が危ぶまれていました。スタート後も雨に打たれ、過酷な走行になったでしょう。そこで応援に駆けつけたのが、芸人仲間たちでした」(芸能記者) やす子の親友である「納言」の薄幸(すすきみゆき)をはじめ、同じ事務所の先輩である「錦鯉」の長谷川雅紀、渡辺隆やハリウッドザコシショウ、アキラ100%といった面々が、彼女の伴走を務めた。 芸能事務所関係者はこんな関係を明かす。 「特にザコシさんは、やす子さんにとって、まさに“師匠”ともいえる存在です。自衛隊を辞め、清掃会社で働いていたやす子さんは、友人にいわれるがまま、“コンビ”で芸人に転身しました。 しかし、その友人がライブをドタキャンしたことで、デビュー後、すぐにピン芸人に。彼女のなかで『辞めたい』という気持ちが芽生えていたときに、声をかけたのがザコシさん。 誘われるがままにザコシさんのライブの手伝いをすると、その姿に感動して、芸人としての活動を頑張ろうという決意が、やす子さんのなかで芽生えたそうです」 ザコシは、ゴールの両国国技館でやす子を出迎えて「ええやん! ええやん!」とお決まりのフレーズで讃えた。感動のフィナーレを迎えた『24時間テレビ』だったが、放送後にこんな騒動も……。 「放送が終わると突如、X上で、募金を募ったやす子さんは1000万円のギャラを受け取っている、という言説が拡散したのです。 やす子さんは自ら『一銭もいただいてないですよ!』と否定し、デマと認識されましたが、その後もほかの出演者のギャラに注目が集まってしまっている状況です。 もともとマラソンの実施自体に放送前から疑問の声が相次いでおり、無事にやす子さんが完走したとはいえ、『24時間テレビ』への不信感はまだまだ高いということでしょう」(前出・芸能記者) さらには、走っているやす子に対して男性が腕を伸ばし、彼女の胸を触ったように見えたと、インターネット上では騒ぎになっている。 放送終了後も、思わぬ騒動に巻き込まれてしまっている、やす子。そんな彼女に対して、いま“師匠”はどのような気持ちを抱いているのか。 9月5日、都内の自宅から出てきたザコシに声を掛けると、短く取材に応じてくれた。 ――やす子さんに「高額ギャラを受け取っている」というデマが流れていることについて、どう思われますか。 「そうなの? (ネットを)見ていないから、わからない」 ――悪天候のなか「募金マラソン」を完走した彼女に、何かお言葉はありますか? 「頑張ってたよ。(あとは)事務所を通してくれるかな」 このように、やす子への言葉をつぶやき、出かけていったザコシ。マスク越しの表情は、頑張った後輩芸人を労うような穏やかなものだった。“誇張なし”で賛辞を贈ったということだろう。