「ドジャースはその球に興味がないと言われた」大谷翔平「40-40」記念球を巡りまた不手際?レイズ外野手が投げ返した球をゲットした男性が地元局に証言
しかし、問題は、この後に起きる。 彼らは、球場を去る前、警備スタッフに呼び止められ「それが記録を作ったボールとして認証できるようになるまで待つように」要請されたという。しかし、その警備員が戻ってくることはなく、ブエンテオさんが、他の警備員に「どうすればいいのか?」と尋ねたところ、彼らは何も知らされておらず「ドジャースはそのボールに興味がない」と回答されたという。 オークションで高額な値段で取り引きされる記念球を巡っては、時には裁判沙汰になるほどトラブルが絶えず、大谷が4月に移籍第1号を放った際にも問題が発生していた。ゲットした女性を警備員が高圧的に取り囲んで別室へ誘導し、大谷との対面もないまま「返還に応じない場合は公式認証はしない」などと脅して、サイン入りの帽子やバットとの交換を要求。強引に大谷の手元へ戻したことで大問題となった。のちにドジャースが謝罪し、この女性の家族らをVIP席に招待して、大谷が対面して感謝を伝え、さらに様々なグッズをプレゼントして和解している。 ブエンテオさんは、「次のステップとしてボールの正式な認証を得たいが、長い目で見てこのボールをどうするかは分からないという」と言う。 球団の認証がなければ記念球の価値は下がる。また大谷が移籍第1号のように手元に戻ってくることを希望する可能性もあるだろう。今後の展開に注目が集まる。